鮮魚士あいちゃんの魚屋自叙伝

パートとしての始まり

仕事の内容としては、施工にあたっての
書類作り、現場の安全管理と作業員さんへの指示だし、測量、写真管理、竣工のあとの書類作り、役所審査だ。
冬は、仕事が除雪に作業に切り替わり、夜中呼び出されては、眠たい目をこすりながら出勤した。

何度も言うように私は当時高校卒業したてで、右も左もわからない世間知らずの人間だ。

仕事は半人前以下で、パソコンは使えない
人よりも話の理解力に乏しく、
勉強をロクにしてこなかったから、
現場では、いつも、作業員さんに怒鳴られていた。

そんな人間が、唯一出来たことは、部長に、遅くまで話に付き合わされ、時には遅くまで、説教をされ、罵倒され帰ったら、勉強をこれでもかってくらいすることだ。
正直精神的にギリギリだった。