顔合わせ⑧

3/4
前へ
/5ページ
次へ
ア「あの、貴方はどうして…?」 なぜ、倒れていたの? そう問いかけるアルプに 柚「昨日、記憶の欠片を取り戻したんだけどさ…」 昨日の事を語り始める。 柚「…という訳だよ。まぁ、キミのお陰で助かったよ。もうすっかり元気!」 アピールする柚華。 だが ア「…」 アルプは黙り込んでいる 柚「どうしたの?」 訪ねる柚華に ア「あの、貴方は記憶の欠片を回収したら、体調不良に陥った…の?」 逆に聞き返すアルプ。 柚「う、うん。何で?」 ア「ボクも記憶の欠片を幾つか回収したけど、そんな風に体調不良になったことないよ?」 柚「え」 固まる柚華。 ア「ごめん。衝撃的すぎる記憶だったのなら、一時的に体が拒否反応起こしたのかもだけど、でも何かね。」 考え込むアルプ。 そんなアルプに 柚「ま、まぁボクはこうして元気になったし」 慌てて言う柚華。          ・・・ 柚「ありがと、アルプちゃん」 感謝を述べる柚華。 だが、 ア「ふぇ?」 アルプは首をかしげた。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加