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柚「ん?アルプちゃん、キミは女の子、だよね?」
(まさか、アルプちゃんは奈都君みたいに女顔な男の子!?)
と少々慌てて聞く柚華。
ア「女?…えっと?ボクが?ち、違うよ…?」
焦りながら答えるアルプ。
柚「え、でも」
食い下がろうとする柚華に
ア「ちぇがうよ!?」
慌てたせいか、噛みながら叫ぶアルプ。
それが答えみたいなものだが、
柚「あ、そうなんだ。アルプ君、なんだね。」
阿呆だからか、気を効かせたのか納得したように頷く柚華。
柚「まぁ、いいや。色々ありがと。これからもよろしくね」
スッと手を差し出し声をかける柚華。
ア「うん。よろしく。柚華さん。」
差し出された柚華の手を握るアルプ。
こうして、アルプと柚華は出会ったのだった。
柚「う~ん。やっぱこの手の柔らかさは、女の子だよなぁ」
ア「ちょ、また言った!!」
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