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そこに出されたのは俺が持っていた剣。
「うーむ。確かに山賊共が持っていた剣と同じだな。
だが、山賊というわけでもなさそうだ。
おい、お前名をなんという」
「…仁だ」
「そうか仁。お前が山賊共を斬ったのか?」
「…」
やべぇー!そういえば俺人殺したんだったぁぁ!
いや待てよ…
あれはあっちから攻撃してきたわけで、つまりは正当防衛ってやつだ!
つまぁぁり!俺は無罪だ!
「うむ。だんまりか…」
「いや、ちげぇんだよ!
あれは正当防衛なんだよ!あっちが、俺を殺そうとしやがるから俺は抵抗した訳で…つまり俺は無罪なんだ!」
俺は必死の弁解で無罪を主張する。
こんな事で死刑になんてなったらシャレにならん!
いや、もう遅いのか…捕まってる時点で俺の人生ジ・エンドなのか。
終わったぁぁぁあ!俺の人生終わったぁ!!
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