第二章

8/10
前へ
/46ページ
次へ
「うむ。つまり、仁は山賊に襲われて殺したんだな?」 「あぁ…」 さようなら母さん。 さようなら友よ。 俺は犯罪者になってしまいました。 「解放しろ」 「ごめんな皆、色々迷惑かけるけど俺の事は……って解放!? えっ!?あんた今解放するって言った!?」 ガチャリと鍵が開けられて牢の扉が開く。 「あぁ、解放だ。だが幾つか質問させてもらうが宜しいか?」 「宜しい宜しい!!全然問題なし! 解放してくれるんならどんな質問でも答えるよ!」 なんという奇跡! 貴方が神か。
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

88人が本棚に入れています
本棚に追加