第一章

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「ってなんでだよ!なんで森!?どういう状況なわけ!?全然意味わかんないんですけどー!?」 「てめぇー何一人で騒いでやがる!さっさと身包み置いていけ! じゃねぇと殺すぞ!」 なんだ…何なんだ! この典型的な山賊は! てか今の時代にいるの!? 身包みっても俺財布ももってないんですけど! 無一文なんだけど! つか剣とか銃刀法違反だろ!? つか今時、銃じゃなくて剣なの? つかツッコミ所多すぎぃぃぃ!! 「てめぇ…無視とはいい度胸じゃねぇか。 余程死にてぇらしい。 おめぇらやっちまえ!」 俺が脳内で考え事をしていると山賊が痺れを切らしたようで襲いかかって来た。 くっ…忍耐力のない奴らめ。 「って…うぉ!危ねぇ?てめぇ何しやがんだ危ねぇだろ!」 「うるせぇ!さっさと死にやがれ!」 何とか避ける俺に血の気の多い山賊が無茶な注文をつけてくる。
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