第一章

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「ハッ…ハハハッ!すげぇ…」 俺の胸は高鳴り震えていた。 訳もわからないこの状況でも、力を持った喜びに俺は歓喜した。 俺はチラリと頭を見ると頭は尻餅をついてしまった。 「く、来るんじゃねぇ!化け物め…」 「ハッ!化け物結構!力のねぇ奴が悪りぃのさ!」 俺は頭を切り捨て暫くその光景を眺めていた。 不思議と罪悪感はない。 元々冷めていたのか、それとも今興奮しているからか。 それはまだ俺にはわからない。
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