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なんか、神って思ってたより普通っぽいな。
確かに目の前の野郎は化け物みたいなオーラをさらけ出してるけど、やる気なさそうだし、敵意なんて全く感じられない態度だし。
「まあ…それでなんかようなの?わざわざこんな所に連れてきて」
なんかでっかいモニターと生活スペース的なものがある部屋に連れてこられた。
連れてこられたけど話は全然進んでないんだよ。
「お前が前歩いてたんだけどな…
それに、お前が変だから説明できなかったんだろうが!」
変とはなんだ変とは。
変なこと考えてるとかなら言われる謂れはあっても、変ってストレートに言われるのは嫌…だと思う。
「最後なんだよ!?自分のことだから断定しろや!
…ゴホン…話を戻すとして…お前死んだじゃん。なら転生させようかな、って思って」
雑!重要そうな話なのに、内容がすっからかんだよ。
しかも、話の切り替え無理矢理すぎるだろ。咳払い一つで話を切り替えれると思ってるの?
「お前には言われたくないけどな」
「あれか?本当は死ぬはずじゃなかったから、かわりにみたいなやつ?」
「またそうやって無視する!
…そんなんじゃないな。俺の管轄内じゃ、適当にミスって人殺しても関係ないし」
神もスルースキルが身についてきたか。
って、やりたい放題じゃん!?
よくある歪みができるとかは?
「できるっちゃできるけど、世界が壊れたら、また創ればいいだけだしー」
まあ、他の神は世界を創るのができないから小さな歪みでも慌てるんだけどな。なんて笑いながら言ってる。
ということは、結構偉い神なんだろうな…こんな奴なのに。
あと語尾うさいのに。
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