ようやく日常パート…

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「僕の部屋でいいよ。部屋わかるよね?先に戻ってるから、用意できたらいつでも来ていいよ」 そういうと連夜は帰っていく。 いつもあいつは言いたいこと言ってどっか行くよな… 「「勉強会よろしくお願いします(わ)」」 アリスとセシルも勉強会なんて必要ないだろ… お前ら、俺と三人で筆記テストの点の上位争いしてるじゃねーか。 「…はぁ、レンヤと二人で勉強できるかと思ってたのに」 ブツブツと呟きながら赤髪が気を落として去って行く。 残念だったな。 連夜はそういう奴なんだよ。 それに連夜はお前のこと好きじゃなさそうだし。 まあ、頑張れ。 「ミリナも来るかー?どうせほとんど勉強なんてしないだろうが」 「行くよー。暇だからね」 あのメンツでまともに勉強なんてできそうにない。 こっちと向こうの赤髪が頑張らないといけないくらいだし。 「あんたら待っててくれたの?」 今日は次から次に人が来るな。 「暇だったからな。Sクラスの連夜達と勉強会するんだけどルシリアも来るか?」 「たぶん遊んで終わりになりそうだけどねー」 「部屋にいても暇だから行かしてもらうわ」 「なら帰って用意して行こー」 さっさとミリナが歩き出す。 レイトのことは完全放置ですか… いや、どうせレイトのことだから寮に着くまでに復活して合流してくるだろうけど。
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