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ちょうど執務室に着いたので(小説クオリティ)、どうせ家族しかいないがノックする。
一応、今のところは優秀な子供という設定で頑張ってる。
魔法学校に入る頃には魔力がないから落ちこぼれとなるだろうけど。
「父さん。ナツキです。呼ばれたのできました」
入れ。と短く返されたので、とりあえず入る。
テーブルの奥には父さん、父さんの右側の辺には母さんが、母さんの対面に兄さんが座っていた。
「この約2年間、母さんとナツキが創った魔法陣のおかげで町はかなり発展し、王からセフェムに魔法陣発展都市の名を頂いた」
そりゃね。そのためにこの世界に来たってのもあるから、そのくらいなってもらわないと困る。
「特に水道に関心を持たれたようで、城に来て教えて欲しいとまで言われた。
それで来週に出発するから、準備しといてくれ」
遂に城か。一回行って見たかったんだよな。
それに王様は魔法陣の研究で賢者の名を貰うほどの人だ。
システムクリエイターがあるとはいえ、魔法陣を新しく創るには時間がかかるから、参考にさしてもらったり改良して作らしてもらった物も結構あるからな。
王様としても良い人で民のことを考えた政策をしている。
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