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「まあ、国王の方は行きの馬車の中ででも説明できるように考えておいてくれ。
後はこの街のことだが、移住者も増えてきたことだから、そろそろ次の段階に進もうと思う」
「そうですね。移住者にも職を与えないといけないですし、早めに行動に出ておいた方が良さそうです」
こういう街のことを考えて発展させて行くのって、ゲームみたいで面白い。
それに家族が優秀だから、適当に案言ってるだけでも話が進んでいくしね。
「ギルドの支部が出来たら僕も登録して依頼受けていい?」
「ライリなら大丈夫だろうが、あまり遠くや難しい依頼は受けるなよ」
「はーい。ナツキも一緒にギルド行く?」
「ナツキは魔力がないからダメだぞ。魔物相手だと危険だ」
まあ、魔法陣使えばなんとかなるんだけどね。まだ誰にも見せてないから、みんな知らないけど。
「じゃあ一人かぁ。簡単なのなら大丈夫かな」
兄さんなら余裕だと思うけどね。
11歳とは言え、実力だと魔法学校の一年生相手なら半分以上には勝てるくらいの実力あるしね。
父さんや母さん、教育係の執事さん達が強すぎて自分の実力が分からないんだと思うんだろうけど。
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