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柚「ふぁ。楽しかった~」
嬉しそうに言う柚華だが、
凪「ふん。まぁまぁだね。」
少しばかり、膨れっ面の凪。
柚「え~。凪ちゃんは楽しくなかったの?あ、もしかして、ボクが下僕にならないから?」
惚けた発言をする柚華。
だが、
凪「ふん。違うね。…ボクは君には下僕より、友達になって欲しいんだよ。」
恥ずかしそうに顔を背けながら小さく呟く凪。
そんな凪に柚華は。
柚「なに言ってるのさ。今日、喧嘩して、一緒にお風呂入って、料理してお話したんだよ。」
ゆっくりと語りかける。
凪「だから?」
柚華の話の意味が理解できないのか聞き返す凪。
柚「う~!!もう、ボクらは友達ってこと!!」
真っ赤になりながら叫ぶように言う柚華。
凪「え?…っあ!!」
柚華の言葉を理解し、凄い勢いで赤面する凪。
柚「~!!こ、これからもよろしくっ!!」
凪「あ、ああ。こっちこそ!」
こうして、友達になった二人の夜が明けていく。
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