顔合わせ⑨

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柚「ふぁ。楽しかった~」 嬉しそうに言う柚華だが、 凪「ふん。まぁまぁだね。」 少しばかり、膨れっ面の凪。 柚「え~。凪ちゃんは楽しくなかったの?あ、もしかして、ボクが下僕にならないから?」 惚けた発言をする柚華。 だが、 凪「ふん。違うね。…ボクは君には下僕より、友達になって欲しいんだよ。」 恥ずかしそうに顔を背けながら小さく呟く凪。 そんな凪に柚華は。 柚「なに言ってるのさ。今日、喧嘩して、一緒にお風呂入って、料理してお話したんだよ。」 ゆっくりと語りかける。 凪「だから?」 柚華の話の意味が理解できないのか聞き返す凪。 柚「う~!!もう、ボクらは友達ってこと!!」 真っ赤になりながら叫ぶように言う柚華。 凪「え?…っあ!!」 柚華の言葉を理解し、凄い勢いで赤面する凪。 柚「~!!こ、これからもよろしくっ!!」 凪「あ、ああ。こっちこそ!」 こうして、友達になった二人の夜が明けていく。
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