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彼女は僕の言葉を聞き、顔をしかめる
「私にはあなたを満足させられないと?」
「君は確かに若く、才能に溢れているかも知れない、でも君程度では僕の願いを叶えられない」
「言ってごらんなさいよ、私こう見えてそこらの魔術師より、魔法が使えるわよ?、それに自慢じゃないけど、お金だってあるから買えるものなら、なんでもあげるわよ?」
彼女の瞳は力強く、自信に満ち溢れている
ハッタリや、嘘じゃないんだろうね、でも……
ただ傲慢なだけだ
自分にかなりの自信を持ってる、それは良いことだけど
本当に完全無欠の存在は自信どころか、自分の力についても考えない
完全なのが当たり前だから……
「無理だよ、君じゃ僕を操ることすらできない」
「言ってみないとわからないじゃない……」
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