2人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
目の前には大きな扉。
なんか、重そうな扉。
入れって言われたから入っていいんだよね?
「失礼しまーす」
恐る恐る入ってみると、客室?のような部屋。
…………と、四人の男たち。
それに晶さんも。
「柊弥案内ありがとう」
あ、案内してくれた人 しゅうや っていうんだ。
「茉莉ちゃん久しぶり!」
晶さんはお父さんたちの親友で
よく家に遊びに来てたから覚えてる。
「あの、晶さん。
これは………?」
晶さんの家に住ませて貰うことになったんだけど、こんなに大きいお屋敷とか、この四人とか知らない。
「あれ?茉莉ちゃんに言ってなかったっけ?
この子たちは茉莉ちゃんと一緒に住む言わば同居人かな?
ま、挨拶くらい済ませといてよ」
へー同居人………………同居人!?
そんなの知らないよ晶さん!
自己紹介はするけれども!
「自己紹介しちゃいますね。
芦部 茉莉です。
本日からこちらに住ませて貰うことになりました。
よろしくおねがいします。」
最初のコメントを投稿しよう!