夜空に咲いた花火

5/5
前へ
/30ページ
次へ
志保「えっ!、、」 昌典「好きなんや!」 志保「、、、、、、」 昌典「アカン事言うてしまったかな、、?」 少し経ってから志保は また口を開いた。 志保「志保も好きやで。」 昌典「えっ!、、あっ、、えぇー?!」 嬉しさが僕の頭を 真っ白にした。 言葉が出ない。 それから少し経ってまた 志保は話した。 志保「でも、、たっちゃんが、、」 昌典「武司君がどしたん?」 志保は優しい人、 だからこの時に武司の事を やはり考えていた。 僕は何も考えずに発した。 この後待ち構えた最悪の 展開も知らず。 昌典「武司君は関係無い!俺と志保の話やろ?好きなんやったら ずっと隣で笑っててや!」 その時だった。 周也達の方向から見えたのは 季節外れの花火だった。 市販の普通の花火だったが その時の僕と志保には心底 綺麗な花火に写った。 志保「綺麗やね。昌典と同じクラスやし、これからもいっぱい喋ろうな。」 昌典「おうよ!」 この時僕達は 愛を確かめ合い、 二人の未来を誓った。 周也「おめでと。」 聡志「花火どうやったー?笑」 勝「おっしゃー!飲むぞー」 この日僕達は朝方まで 話し込んだ。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加