別離。
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秋が近づき、夜には 涼む風が吹き出した。 僕は志保を呼び出して 別れを告げた。 昌典「武司君と頑張ってや。。。」 志保「イヤや。。。昌典が居らな、どうしていいかわからん。」 僕は何も言葉が出ないまま 志保を抱き寄せて笑った。 「大丈夫やって!」 そっと着ていた上着を 志保にかけ僕は最後の時間を 胸に刻んだ。 ありがとう。と心で伝えながら。
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