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僕は夢愛と良く顔を合わす
ようになった。
何度か笑って話しもした。
女の子と話する事が苦手なはずなのに
夢愛だけは違った。
毎日ツレと群れて
悪い事をするなどの
今になっては何の意味もない、
くだらない遊びを
恥ずかしく思えた。
いつしか夢愛を意識しながら
生きるようになった。
聡志、勝、周也とやはり
遊ぶ面子は変わらないが
何処かもの寂しさを覚えた。
勝「どうなん?最近?」
勝は僕に問いた。
勝は周りを良く気にし、
相談の聞き役として
良く働いた。
昌典「えっ?何が?」
僕は笑顔で答えた。
勝「今日、昌典ん家泊まりに行くわ!」
昌典「了解」
勝「そん時教えてや!」
昌典「だからー、何が?」
こんな他愛も無い言葉を交わしながら、
僕達は家路を歩いた。
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