告白

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朝日が差し、秋の肌寒さを 感じる朝、僕と勝は 徹夜で話込んでいた。 学校は休みだったため、 勝とパクリ物のバイクで ニケツして勝の家に向かった。 勝は父子家庭であるが、 お父さんは気さくな人で、 楽しいお父さんだった。 ご飯を食べさせてもらったり、 親子喧嘩した日も良く匿ってくれた。 勝は兄弟も多い為に 賑やかな家庭であった。 そんな勝の家庭を 羨ましくも思えた。 勝「ただいま!」 昌典「お邪魔します」 「ゴリー!ビール買ってこい」 僕は中学生にしては 背丈もあり、顔も少し大人びていた為、 良く買い出しを頼まれていた。 近くのコンビニでお酒を購入し、 勝の家へと急いだ。 そして、勝のお父さんと 三人でお酒を嗜んだ。 こんなありきたりな日々が 続けばと。。。
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