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週始めの学生は
ダルさを感じられる。
そんな時に僕は夢愛の気持ちを
抑えきれずにいた。
今日僕は元気だったが
熱があり、保健室で
寝ていた。
すると保健室の方へ
駆け寄る足音に少し目を開けた。
ガラガラと古びた扉が音をたて、
聡志は現れた。
聡志「おーい!!昌典居てるー?」
荒々しい息遣いで
部屋中を騒がせた。
ベットが置かれて居る周囲の
カーテンレールが音をたて、
聡志が顔を出した。
僕は知らない素振りで
寝たふりをしていた。
すると聡志が僕の体を揺すり、
僕に話かけた。
聡志「おい!起きろって!ええ話持って来たぞ!」
僕はダルそうに答えた。
昌典「お前うるさい!こっち病人やぞ!ちょっとばかり気使え!」
聡志は笑顔で話を続けた。
聡志「河合が昌典に告られたら、付き合うやって!」
僕は少しの間合の後、
苛立ちを覚えた。
昌典「お前勝手な事すんなよ!」
聡志「でも、ええ話やん!」
僕はこの時少しの喜びがあったが、
素直に喜べないまま、
聡志に強くあたってしまったのだ。
昌典「、、100%付き合うか聞いて来い!」
聡志「了解」
三分余りの時間で
聡志は部屋へと戻って来た。
聡志は親指を立て、
何度も頷いた。
僕は喜びを耐え切れずに、
ベットから飛び上がった。
昌典「復活!熱引いたゎ!」
聡志「感謝しろよ!」
今思えば、女々しく、
情けない話だが、
この時の僕には聡志の行動や
感謝した。
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