召喚授業

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「さて、昨日言ったけん、今日は授業するけぇのぉ。」 しゃべり方が…。 「今日は使い魔を召喚してもらいます。」 「召喚だけですか?」 「召喚した使い魔には、それぞれの特性に合った課題を出すので、それをやってもらいます。」 「ぼく達は何もしなくていいの?」 「使い魔と協力して課題をしてください。」 なるほど、そういう授業ですか。 特性に合った課題となると、誰を呼ぶか迷いますね。 「ねー、みーちゃん!」 「なんですか?」 「何を召喚するんだ?」 「迷っているところです。」 「みーちゃん、いっぱい召喚出来るの!?」 いろいろ召喚できないと思いながらあんな質問したんですか!? 「ええ、出来ますよ。」 「スゴーイ!何を召喚するの!?」 それはさっき言ったでしょう!? 「いや、だから迷っているところですって。」 「へー!そんなにいっぱい召喚出来るの!?」 「もういいです…」 このままだとループしそうなので。
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