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『ったく、何やってんだ。』
「ごめんなさーい。」
結衣と朱里さんが乗ったようです。
「じゃ、ケルベロス、おもいっきり飛ばしてください。」
『よし、任せろ!』
「「キャアァァァァァ!!」」
後ろから二人の悲鳴が聞こえます。
そういえば、すごく速いってこと言ってませんでした。
まあ、アトラクションと思って下さい。
………………
はい、到着。
「大丈夫ですか?」
後ろで顔を真っ青にしてぐったりしている二人に話しかけてみました。
「「…………」」
返事がない。ただの屍のようだ。
……冗談ですよ。
「おーい、そこのバカ三人早く並べー。」
このやる気の無い感じは…
「田崎先生!」
「テメーどこで判断してんだ。」
「声です。」
「嘘つけ。それよりさっさと並べ。あと5分だ。」
思ったより早かったですね。
「じゃあ並びましょうか。」
「うん、じゃあね、瑞希ちゃん!」
「また後で。」
さて、ボクも自分のクラスの所に行きましょうか。
あ、その前に…
「ケルベロスとオルトロスは戻っていいですよ。」
『ああ。』
『報酬忘れるなよ。』
「分かってますよ。」
苦笑いしながらケルベロスとオルトロスを戻しました。
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