さあ、神の尻拭いをば…

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雷帝が尾の薙ぎ払いで吹き飛ばされ、瓦礫の山に埋もれる。 「!!」 それを見た闇帝は動揺してしまい、致命的なまでの隙ができてしまった。 その瞬間、ドラゴンが闇帝に向かってブレスを吐き出す。 「闇帝!!避けろ!!」 その声に闇帝は反応し、ダークシールドを使い防御するが、ブレスはその防御を貫き闇帝に襲いかかる。 このドラゴンのブレスは独特で金属片を吐き出す、その金属片が闇帝の両腕に突き刺さる。 「ウッ…」 そのダメージに加え、さっきのダークシールドで魔力を使い切ったのか闇帝までも倒れてしまう。 そして、ドラゴンはとどめを刺すためか闇帝に近づいていく。 「クソおおおお!!プロミネンスレイ」 闇帝から私に注意を向けるために火属性最上級の炎の光線を放つプロミネンスレイを使うが、ドラゴンには効いていないのかそのまま闇帝に向かっていく、 「このクソドラゴンが!!こっち向けええええええええええ!!」 更にプロミネンスレイへ魔力を注ぎ込んで行くが、そこで足から力が抜ける。 クソ…魔力が…ここで私たちは終わるのか? 絶望した時 「ライダーキーック」 と言う声が空から聞こえ、ドラゴンの左翼を何かが貫いた。 -全帝side end-
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