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「ハアーハアー…クソ…こいつなんだよ…」
何度投げても投げても俺の頭の上に戻ってきやがる…
しかも途中からこいつ、投げられるのが何かの遊びだと思っているのか楽しそうに鳴きながら飛んでいくし…
『キャウ~~♪』
そのドラゴンは相も変わらず俺の頭の上に乗っかってるし…
今度は投げずに、前足の下に手を添え抱えて(小型犬によくする抱え方)、顔の前に持ってくる。
「お前何したいんだ?」
するとドラゴンは、
『キャウ~~~♪』
鳴きながら頬ずりしてきた。
えーと…
これは懐かれたのか?
どこに懐かれる要素があった?
ディラをこの神界に持ってきて、月詠に怒られて…
月詠に今回の顛末を説明しただけだよな…
ウ―――ン
さっぱりわからん
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