神界

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月詠と白とでドラゴンの肉を食べながら、俺は気になっていることを聞いてみた。 「そう言えば、アルカディアの世界神はどうなるんだ?俺的にはあいつが世界を管理するのは今後やめてもらいたいんだが…」 世界と俺の平和的にも… それに、あのタイプのやつって逆恨みしてきそうで、今後の俺の異世界生活を楽しむ暇が無くなりそうなんだよなぁ… 「ああ、そのことに、ムグ、ついては、ウム、あいつは世界神から更迭することに決めた。」 月詠は、肉を食いながらそう言った。 「ゴクン、お前の件だけならあの折檻の後お前のアルカディアへの滞在の許可と不干渉を約束させるだけの予定だったが、世界を崩壊させかけたのでは流石にな… でだ、あれの後釜には俺の下で修行している神見習いの者を充てる予定だ。」 ふーん、やっぱりそうなるか…まあ、それは自業自得と言うことだな。 「ん?なあ、世界の管理を神見習いに任せてもいいのか?」 普通ならどこかの世界神や手の空いている神が管理すると思うんだが…
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