プロローグ

9/23
前へ
/23ページ
次へ
コツ、コツ、コツ 足音は、もうここまで迫っていた。 「な、なんなの?」 恐怖を、声に出す。 それはすぐ闇に溶け消えたが、同時に足音もピタリと止んだ。 2秒か3秒か、またはそれ以上の沈黙。 わたしは、動けない。 しかしそれは突然目の前に現れた。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加