kiss 12 [狼女と子羊君]

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☆☆☆ 翌朝 小栗はいつもどおりの不機嫌そうな「おっす、佐藤」という挨拶から始まり、 告白したことなど、まるで無かったかのように振る舞っていた。 あの告白は、 本当にムラムラしただけだったりして....。 若月さんとのキスの対価なのか、 小栗は若月さんからも指名を受けることになった。 「出世競争を出し抜くには、アレぐらいの事をしなくちゃならないってことかぁ」 「小栗の真似は、出来ないな」 ....等という周囲の嫉妬交じりの中傷的発言もあったが、 キング若月に嫌われるわけにはいかないので、皆、口を塞ぐこととなった。 それにキングに見初められたら、断りようが無いだろうことは皆、百も承知である。 「小栗。今夜空いてる?」 という若月さんの誘いを、小栗はこの先どう乗り越えるのか..... 百獣の王に目を付けられた子羊の小栗君。 出世街道まっしぐらの君に幸あれ!!
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