君を失った日

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「もぉ~」 朝食を食べながら姫愛が鳴いた。 「なんだ?牛の鳴き真似か?」 似てないけどな。 「違うよ、む~なんで起きてるかな~」 え?違うのか、それにしても。 「さっきも言ったけど起きてたらいけないのかよ」 「そういうわけじゃないんだけど、起きてたら面白くないよ」 お前は俺になにを求めてるんだ。 「はぁ~お前は俺にどうしてほしいんだよ」 「驚いてベッドから転げ落ちて頭打って気絶してほしい」 「さすがにそれはやりすぎじゃないか?」 「ん?意味がよくわからないんだけど」 「お前な、なんで意味わからないんだよ」 なにも難しいことなんて言ってないだろ? そろそろこいつのせいで頭が痛くなりそうだ。
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