第一話 雨の散歩道
4/11
読書設定
目次
前へ
/
14ページ
次へ
カメラマンには、すぐ会うことができた。 水は機械に良くない。 そのため、雨の日にカメラを持ち歩く人をみつけるのは、簡単だった。 青いレインコートを着た中年の男。 カメラマンの正体だ。 男は都心にあるレタス畑にレンズを向けていた。 花が咲いているわけでもない。美しい蝶がいるわけでもない。 ただのレタスを次々と撮影していた。 「すみません」 優は思わず声をかけた。 男はゆっくりと振り返り軽くお辞儀をする。
/
14ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!