プロローグ~変わった世界と落下少女~

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>>14 アース『そもそも、徒神祭について何も知らないのよね?』 俺『あぁ。』 アース『アンタ…、本当にこの世界の人間…?』 俺『失敬な。一応、ここの世界で生まれたと思うぞ。』 アース『…。まぁ、いいです。いいですか?徒神祭とは、10年に一度開かれる精霊界の神様を決める儀式です。』 俺『へぇ…。つまり一番のお偉いさんを決めるんだな。』 アース『その言い方だと、やっぱり知らないみたいね…。いい?精霊界には三幻神と三幻魔の合わせて6人(?)の神様がおられるの。だから徒神祭では、全員合わせて6人の神様を選ぶのよ。』 俺『成る程な。じゃあ、かなり確立は高いんじゃないか?』 アース『甘いわね…。参加人数は一つの神に対して100人。つまり総勢600人よ。』 俺『うげ…。そんなにいるのかよ。…ん?一つの神に対して…?』 アース『そう。目指すべき神様は予め決められてるの。私はオシリスの天空竜様ね。』 俺『なら、実質100人による戦いじゃないか。』 アース『その考えが甘いのよ…。まぁ、そこは次の説明で一緒に説明するわ。』 …まだ説明は続きそうだ…。眠い…。
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