足りない

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繁華街から少し離れた道をまっすぐに歩く。 繋いでた手は、いつの間にかほどかれていて。 ――や、わかっちゃいるけど。 そんな、恥ずかしがらなくったっていいじゃないのよさ。 もー。 しばらく声が途絶えて。 そういえば。 イチさんは、明日はどうするんだろう。 残った、ってコトは、 明日も会場にいくつもりなのかな? でももう、帰る、って言っちゃったし、 なに考えてるんだろう?
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