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番台「ちょっと急展開すぎてまったくついていけないんですけど……?」
トマトピューレ「あの方の料理はモンスターを生み出しますので……」
エリスロシン「くるよ!」
クッキーA の こうげき!
クッキーA は 牛乳を よんだ!▼
番台「牛乳……?なんのために……」
トマトピューレ「……ちょっと待ってくださいまし。あのクッキー、黒くありませんこと?」
エリスロシン「焦げてるんじゃないの?」
トマトピューレ「……ちがいますわ……あの匂い、そして真ん中からはみ出す白。……あ、あれは……」
クッキーB の こうげき!
クッキーB は ふたつに ぶんれつ した!▼
エリスロシン「そういう、ことだったんだね……」
トマトピューレ「そう、あれは…………オ〇オ……!!」
番台「そんな……まさか!」
トマトピューレ「オレ〇は単体でも強力な戦闘力を備えていますわ。それからさらに工夫を加えることにより、その力は倍に跳ね上がる……」
エリスロシン「そんな……」
トマトピューレ「それだけじゃありませんわ。それは単体での話。牛乳と共闘を選んだ亜流個体のオレオは、神のごとき力を得、世界を破滅に追いやることすら……グハアアァァァァッ!!!」
エリスロシン「ちょ、しっかりして!!だめだよ、こんなとこでくたばっちゃうなんて……!」
番台「ついに……名前、晒してしまいましたね……」
トマトピューレ「いいんですの……ここはワタクシが押さえますわ。だから、二人ははやく……!」
エリスロシン「やだよ!友達を置いてくなんて……」
トマトピューレ「いいのです。ワタクシは、幸せでした。皆さんと会えて、本当に……。さあ、はやく……」
エリスロシン「……やだ!やだ!!わたしも残る!戦って、みんなで帰るの!!」
トマトピューレ「…………馬鹿ですわね、あなた……」
エリスロシン「やろう。三人で頑張れば、きっと……」
トマトピューレ「……そうですわね……ぐっ!……ワタクシも、もう少しだけもがいてみますわ……」
番台「……いきましょう。皆で笑いながら帰るために……」
エリスロシン「うん」
トマトピューレ「ええ……」
この後、スタッフが美味しくいただきました。
完
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