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いや、流石にそれはないか......。
告ったクセに、
他の子に靡いてるって、佐藤が知ったらそれこそアウト。
心の扉を開くなんて話じゃなくなる。
どうすればいい？
なにを？ 過去にタイムスリップして、
何処からやり直せばいい？
「東野さんが、好きなんでしょ」
ずきりと胸が痛む。
「お似合いだよ」
「アタックしちゃえ！」
胸の奥が凍る。
佐藤の言葉は、俺の心臓を抉った。
何で.....、そんなこと言えるんだよ。
俺お前に伝えたんだぞ。
好きだって、
一生、揺るぎ無く愛するって伝えたのに....。
俺の気持ちなんか佐藤には全然届いて無くって、
むしろ、俺を別の女と引っ付けようとしてて、
それって、俺の気持ちなんか要らないってことか？
待ってても無駄だって。
遠まわしに拒否を告げているのかよ？
俺って.....痛すぎ....。
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