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「香織?
ホントの所はどうなの?」
「…な…にが…?」
今夜も彼の与えてくれる刺激に
溺れながら首を傾げたベッドの中。
「アイツ…と組めて…
良かったって思ってるでしょ?」
「ううんっ…だって
彼と組ませたのは…
拓馬さんじゃない」
「それは仕事だからね…
だけど…
自分で気づいてる?
やたらアイツを見て
ため息吐いてるよ?」
「……………」
ニコリと笑った拓馬さんが
落とした言葉に
何も答えられないのは
彼が一層私を刺激してるからなのに。
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