理想と現実

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結局、食事を終えてから ホテルのBARまで付き合わされて。 思ったより酔ってしまった私。 「前島さん大丈夫? もう一部屋、取ろうか?」 「いえ、大丈夫です。 ご心配なく。 本日はありがとうございました。 では失礼致します」 ホテルのフロントで 心配そうに覗き込む 青木さんに頭を下げて 相変らず無表情のまま見つめる 東雲遥斗に若干ムカつきながら ホテルの玄関に歩いて行く。 が、そのままフラリと 倒れそうになった時 ガシっと掴まれた腕。
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