プロローグからの始まりは?

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小さい頃の僕は泳ぐのがいっとう大好きだった。 クロール・背泳ぎなんでもこいの水泳少年。というのが昔の僕の第一印象だろう。 しかし今の僕は泳ぐことができない・・・小学3年の頃、夏休みに家族て海水浴に行った僕は溺れた。 理由は単純に準備運動を怠ったからだったらしい。 らしい、というのはそのときのショックで記憶が飛んでしまったと母に聞いたからだが・・・ 要するに僕には小学3年の夏休みより前の記憶はないのだ。(不幸中の幸いか忘れたのは人のなまえや自分のしたことだったので勉強に遅れることはなかった) おっと、まだ自己紹介がまだだったね。 「僕の名前は“星ノ丘 夏木(ほしのおか なつき)”現実高校1年だ。」 「つかアニキ誰に自己紹介してんの?入学して2ヶ月・・・友達いないからってエア友はちょっとキモイわ」 と、ちょっとムカつくことを言ってきたのは僕の妹の“星ノ丘 十日(ほしのおか とおか)”だ。 「おい、十日それは僕のことをバ・・・「バカにしてるに決まってるでしょ!アニキ地味だし運動神経わるいし、つか友達がいた方がおかしいレベル。」 本当のことを言われ何も言い返せなかった。ただただ僕はorzとなっていた。
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