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☆将海side☆
メンバーとわかれて
優姫をうちに連れて帰る。
あのとき拾わずには
いられなかった理由。
なぜかパーティードレスで
なぜか立ち尽くしていて
何かに絶望しているようで
孤独をみにまとっていて
笑顔を忘れた表情で。
この前拾った子猫は
自分を拾ってほしいと
泣き叫んでいて
汚れたからだは震えていて。
優姫と子猫を拾ってきた理由は
どこか違った。
守りたい。助けたい。
俺の気持ちが俺を動かした。
恋とは違う、不思議な感覚。
将海「優姫、今日から家族だからな」
優姫「はい。」
走らせる車の中、俺は
すこしいつもと違う気分だった。
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