仔犬の皮を被った狼2

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張りつめていた緊張の糸が、突然プツンと音を立てて切れた。 同時に溢れだした涙。 もうダメ。限界超えた。 口を突いた言葉は 「ごめん。傍に居て。一人にしないで・・・」 情けない『女』の言葉だった。
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