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彼の唇が・・・頬に触れた。
ゾクリ・・・背筋に電流が流れた
。
そして唇は額に、瞼に・・・
「な、何もしないって。い、言ったじゃない・・・」
震える声で抗議すると、私の目から一滴だけ涙が流れた。
「何もしないとは言ってません。『セックスは無し』は約束しましたけど」
静かに断言して、彼は私の頬の涙を拭った。
「ふぅぅ・・・う、う」
涙を堪えることに集中したら、次の抗議は言葉にならなかった。
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