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とりあえず、飲み会が終わった。
若い子たちは二次会に行くようだ。入江くんからは『二次会終わったら連絡します』とメールがあった。
みんなと別れて一人歩き始めた時だった
「滝川。二次会には行かないのか？」
声を掛けられて振り向くと相澤課長が立っていた。
「二次会ですか？勘弁して下さい。もう若い子のテンションにはついて行けませんから」
二次会への誘いかと思い、私は断った。
「ははは、滝川も年とったな」
課長が笑う。
「失礼ですねぇ、大人になっただけですよ」
私は怒ったふりをする。
そんな私を見て課長が嬉しそうに言った。
「どうだ。大人な二人で飲み直さないか？」
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