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そして翌日、今ｸﾗｽでは夏休み前にある体育祭について話し合いをしている。
「というわけで、競技はこのようになりましたぁ!」
朱希が満面の笑みで黒板を指差す。
そこに書かれているものを、ｸﾗｽ全員が見る。
100ﾒｰﾄﾙ走、200ﾒｰﾄﾙ走、400ﾒｰﾄﾙﾘﾚｰ、騎馬戦、応援合戦、とここまでは一般的なものだと思う。
問題はここからだ。
ｺｽﾌﾟﾚ障害物競走、魅惑のﾊﾟﾝ食い競走、君は誰と...2人3脚(ｺｽﾌﾟﾚ有り)
明らかに誰が考えたか判るな...あの教卓で花を飛ばしてる朱希しかいないだろ...
ていうか、どんだけｺｽﾌﾟﾚさせたいんだよ。
兎に角、無難なやつを選んでおこう。
「1人最低3つは出てね?あ、湊真はｺｽﾌﾟﾚ障害物競走確定だからね?」
「は?」
「理由は湊真のｺｽﾌﾟﾚが見たいからだよ♪」
なんて理不尽なんだ...
結局俺は、200ﾒｰﾄﾙ走と騎馬戦、ｺｽﾌﾟﾚ障害物競走と2人3脚に出ることになった。
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