体育祭 前編

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「3年は...東雲八尋先輩と杜峨雪吹先輩、2年は会長の獅童劉明と私、御劔擢兎、1年は蘭湊真君と来栖朱希君です。」 なんだろう、この知り合い率の高さ。 「応援合戦については、俺達で決めるから、後の種目は自分達で決めろ。」 「やっぱり会長は俺様だねwww」 キラキラした瞳でなにかに期待している朱希。王道というやつか? 「それでは、1つ1つ決めていきましょう。まずは...」 それからスムーズに決まっていった。 「もうそろそろ2時間が経ちますね...それでは皆さん、体育祭頑張りましょうね?」 擢兎先輩がいつもの営業スマイルを振り撒くと、それを見た黒組のほとんどが顔を真っ赤にしたり失神したりうずくまってしまった。 「計算された美笑ご馳走さまです♪」 そんなこんなで、概要説明は終了した。
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