体育祭 後編

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「俺、朱希があんなに速かったなんて知らなかった...」 結果はぶっちぎりの1位。 あいつのスピードに追い付けるのは俺くらいだと思う。 でも朱希も昔から速かったわけじゃなかった。人より少し速いくらい。 それが何故こんな風になったかというと.... 「人知れず楽しむ為には、逃げ足も速くならないとね♪」 なんてくだらない理由だった。 素直に感心している愁犀に本当の事を言ったらなんて反応するか目に見えてるから、あえて何も言わないことにした。
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