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「まずぅ、ｸﾗｳﾝのｶｰﾄﾞを持ってる人はぁ、副会長の所に行ってぇ、ﾌﾞﾚｽﾚｯﾄを貰ってねぇ?
ちなみにぃ、ｸﾗｳﾝのｶｰﾄﾞは1ｸﾗｽ10枚しかないからぁ、必然的に逃げる人の方が少なくなるよぉ。
だからぁ、逃げる人は頑張って逃げてねぇ?」
つまりは、鬼の数の方が多いということか。
逃げる方は少しも気が休まらないな。
俺はそう思いながら、壇上にいる副会長の所へｶｰﾄﾞを持っていく。
「蘭君!!...貴方は逃げる方なのですね...」
俺が目の前に現れて驚いた様子の副会長。
なぜか周りもざわざわし始める。
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