3167人が本棚に入れています
本棚に追加
朱希達がいる所に戻ると、急に朱希に抱きつかれた。
「どうした朱希。」
「んーん。なんでもないよ。僕は鬼だけど足じゃ湊真に勝てないし、誰か捕まえたい人いるわけでもないから、適当に時間潰しとくよ。」
俺から離れた朱希が言う。そう、朱希と愁犀と凪沙は鬼なのだ。
「でも1人でいたら危ないから愁犀達といるんだぞ?」
そう言って、朱希の頭を撫でてやる。
「///うん...」
朱希がはにかむもんだから周りから人が減った。
「それでは、まず逃げる人が体育館を出てください。そこから10分後に追い掛ける人がスタートです。この10分の間に追い掛ける人はブレスレットを受け取ってください。ブレスレットをしないで捕まえても無効になりますよ。」
最初のコメントを投稿しよう!