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「じゃあ俺はこれで!」
言い終わらないくらいでダッシュで走り出す。
「なっ!?蘭君待ちなさい!!」
「俺を置いていかないでくれよー!」
ちょっ、こっちくんな!お前ら目当てのやつらまで来るじゃないか!
後ろを振り向くと毬藻頭を先頭に、生徒会のメンバー、その後ろに鬼が大量に着いてきていた。しかもなんだか鬼の数が増えている気が...
兎に角、どうにかしてこいつら撒かないといつか捕まる。ちらっと時計塔を見ると残り30分になっていた。
今更気付いたが、最初に朱希達に捕まっとけばこんなに逃げ回らなくて良かったんじゃ...
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