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「それで!湊真は誰かに捕まったりとかしてないよね!?」
ずいっと顔を寄せてくる朱希。
「あぁ、逃げようと思ったら丁度終了の放送があったからな。」
それを聞くと安心して息を吐く朱希。
「良かったぁ!湊真のとこに着くまでなんの情報も入ってこなかったから、もしかして捕まったのかもって。」
また俺に抱きついてくる朱希。
「でも残念だなぁ。僕が捕まえたかったのにぃ。」
顔をぷっくり膨らませて拗ねる真似をする朱希。
「まぁ、時間も経ってるし、そろそろ戻らないか?」
「そうだね。2人とも行こ?」
「そうだな。行くぞ朱希。」
「うん!」
俺達は4人で体育館に向かった。
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