2人が本棚に入れています
本棚に追加
「悠希くんだって、もっと頼ってほしいって思ってるよ? 可愛い彼女が困ってるのに」
可愛いって私のことだろうか。
え、どこらへんが?
「とりあえず、一日一回は連絡とるようにしたら? メールでもいいから。 それに……例のメールだって、悠希くんと会うようになってから悪化したようなものでしょ?」
そう。
雨の日に必ずといってもいいくらいに来るあのメール。
実は悠希と出会ってから回数が悪化しのだ。
完全にストーカーみたいなもの。
いつ、どこにいるかも分からない視線。
それに怯えながら生活をしなきゃいけない。
心配をかけたくなくて、ママたちには言えなかった。
そんなときに助けてくれたのが悠希だった。
最初のコメントを投稿しよう!