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はぁ!?
駄目だ。
まったく、こいつの親の顔が見てみたいよ。
「瞳お嬢様、礼子様がお呼びです」
「あ、はい」
お嬢様だってさ、こいつの家は本当にお金持ちなんだね。
うちの親がどんなに苦労して働いてるか、こいつらはきっと知らないんだよね。
メイドさんについていく。
「瞳お嬢様がいらっしゃいました。」
「どうぞ、お入りになって?」
「失礼します」
ドアを開けると、いかにも社長夫人みたいな感じの気品あふれる女性が座って紅茶を飲んでいた。
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