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空港
国家安全保障庁作戦部
特殊部隊移動指揮車
「司令、携SAMが届きました」
「よし、副司令、すぐに各部隊に配れ」
「了解」
「狙撃班の配置は完了したか？」
国家安全保障庁作戦部配下の特殊部隊を率いる立花は通信班長に聞いた。
「はい、配置についています」
「よし、そのまま待機させろ
怪しい奴を見つけたら報告させろ」
「了解」
ＡＷＡＣＳ(早期警戒管制機)
「所属不明機確認しました」
「ヘリか？」
「いえ、ヘリよりスピードが早いので違います
ただ、戦闘機や攻撃機としては小さいです」
「まずは空港に向かっているヘリを追撃している戦闘機への誘導を優先する
所属不明機の件はリンクシステムを通して、府中にも伝わっている
あとはそっちに任せろ」
「しかし、新たに現れた所属不明機が向かっている先は永田町や霞ヶ浦方面です」
「なに！？それを早くいえ
追撃に向かった戦闘機を全機新たな所属不明機に向かわせろ
百里と小松にアラートの戦闘機をすぐに上げるように伝えろ」
「了解」
国家安全保障庁作戦部
特殊部隊移動指揮車
「司令！ヘリを追撃していた戦闘機が方向を変え、首都防衛に向かったとのことです」
「それでは、こちらの航空兵力がアパッチ４機だけじゃないか
しかし、なぜ首都防衛にいった？」
「所属不明機が進路を永田町方面にとって飛行中とのことです
各空軍基地からもスクランブル発進した模様です」
「それはしょうがないな
副司令、さらにヘリを配置するように上に連絡してくれ」
「了解」
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