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人物① ジェイコフ・レンストア
性別:男
年齢:19
身分:王子
関係:弟
ジェイコフ・レンストアはジョシュア・レンストアの弟にあたります。ただ、前述した通り正式なレンストアの血を引くのはジョシュア・レンストアでありジェイコフは養子としてレンストア家に迎えられた珍しい存在です。
ジェイコフは近衛騎士の名門レンター家の三男で、兄弟の中でも一目置かれる優秀な騎士でありました。ジェイコフの実父ザイド・レンターとジョージ19世は懇意の仲であり、ザイドが病に倒れた時にジョージ19世にジェイコフを託したと言われています。
つまり、ジェイコフは事実上のレンストア王家跡継ぎ、王位継承権第一位の座に躍り出たのです。これはジョージ19世も、ザイド・レンターも、そしてジェイコフ自身にとっても意外だったでしょう。
彼が聖王に名乗り出れた理由としてバックに巨大な軍のネットワークがあるということです。彼の兄弟や親戚は全国各処で騎士として働いています。武力という強力な力を支配統一できる点では非常に有利でしょう。
問題点として武力以外は並程度ということです。政治や財政の話になると数秒で目ヤニを作れるのが彼の特技です。ただ、本人にやる気がないわけでなく要領が悪いというだけです。
性格は時に熱く時に冷静、騎士道精神を尊び間違ったことには頑なに首を横に振ります。
※憶測だがジョージ19世およびジョシュア暗殺説の黒幕としてジェイコフの名が挙がっている。二人が死んで一番得をするのはジェイコフだからだ。だが普段から権力欲のないジェイコフが、慕っていた兄や養父を殺すとは思えない。それにあれだけデスクワークを嫌っていた彼に限ってそういうことはないというのが一般的な見解だ。
彼を支持すれば、レンストア聖王国はきっと軍事力の強い国になるでしょう。
「たとえこの身にレンストアの血が流れていなくとも、私の精神、この魂に刻まれているのだ!!」
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